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どろろ コンプリートbox

どろろ Complete BOX
手塚治虫

発売日:2005-09-21
おすすめ度 ★★★★★
売り上げランキング:155


手塚治虫の漫画を原作にした、TVアニメ・シリーズ。戦国時代。武将に仕える醍醐景光が、自らの野望を叶えるため、生まれてくる我が子の体を、48匹の魔物に捧げてしまう。生まれた子供は体の48箇所が足りず捨てられるが、百鬼丸として成長し、泥棒少年どろろと旅を続け襲い来る妖怪や死霊と戦い、体の部分を取り戻していく。
当初パイロット版はカラーで制作されたが、TV放映されたシリーズはモノクロ作品となった。これについては「予算削減のため」「あまりにもグロテスクな描写が多いため」と諸説あるが、結果的にアニメ版「どろろ」の世界観は、モノクロ映像でこそ描き得たと言えるだろう。百鬼丸のシャープなアクション、妖怪たちの不気味さ、体の部分を取り戻す百鬼丸の描写、そして人間同士が殺し合う戦国時代という背景等は、カラーではリアルすぎ、またアニメというメディアの特質から逆に嘘っぽくなる危険性もあるからだ。そんな内容にもかかわらず、「ホゲホゲタラタラ・・・」と歌詞を連呼する主題歌は、きわめてユニーク。(斉藤守彦)

★★★★☆ 2005-12-18 原作ファン必見
もともと原作ファンで、昔TVでもやっていたらしい・・・と、

人づてに聞き、今回、お手ごろな価格設定も手伝い購入に

いたりました。



どんなものかな?と何気に見始めたんですが、なんのなんの、なかなか

完成度の高い作品でした。30年以上昔の作品になるわけですが、

そんなことを微塵も感じさせません。原作にかなり忠実で、

作品全体から滲み出る奇奇怪怪とした雰囲気がたまりません。



今の時代では考えられない内容描写、子供マンガではなく

大人向きではないでしょうか。

オープニング内容が途中から変わるのもうなずけます。



百鬼丸はかなり大人っぽいです。

多少イメージの違いはありますが、期待を裏切らない作品でした。

★★★★★ 2005-10-08 思い出の一品
 カラーのパイロット作品や歌がもう1つあったのは、驚きました。
 どろろの生い立ち、タイトルの変更や○○劇場のテロップは、懐かしく、絵の動きや声優の良さはいまでも十分なものです。
 価格が安い分透明なDVDケースにDVDが入っているだけなので淋しく思う人もいると思います。でも、この価格すぐ買いだと思います。

★★★★★ 2005-09-22 『重いテーマ』と『可愛らしい主人公』
この度Complete BOX として安く手に入るようになったので購入してみた。
安い分、前回発売されたときに付属されていた「絵コンテ集」はついてはいないが、
製作秘話などの詳細な解説書はついているし、DVD内に設定資料集やカラーパイロット版、
またパッケージには書かれていないのだが、パイロット版の後に最終話の絵コンテも
BGMつきで収録されていて、値段にしては充分過ぎるものになっている。

内容はご承知の通りモノクロで、今では絶対放送に使えない差別用語はじめ、
人を斬った瞬間に飛びちる血などもリアルに描写されている。
飢饉で寂れた村や、転がる死体、一つの食べ物を巡って人が殺しあうそれらが、
モノクロ映像によって逆に見るものに鮮明なイメージを与えてくれている。

『権力への抵抗』という全体的に重いテーマの中で逸脱して可愛らしいのが主人公のどろろと
オリジナルキャラの仔犬のノタである。
原作を読んでる人ならどろろの正体はご存知だろうが、どろろの初出のシーンから「ああ!」と思わせる
ようなイメージで描かれているのが原作ファンには何とはなしに嬉しいところかもしれない。
逆に百鬼丸は原作からかけ離れた劇画調だが、声と合わせると実に二枚目青年だ(年齢設定は15歳らしいが…)。

しかし原作ファンにとって一番(と、いうのも本編に申し訳ないが)楽しめるのは、やはり特典映像の
パイロット版だろう。本編では緊迫感と大人っぽさを狙って劇画調になっている百鬼丸も、
こちらでは原作に近い少年の姿でかかれている。
ただ少年の姿では声が渋すぎるし、なぜかどろろの方は少々顔が崩れ気味。
このあたりバランスが悪いが、これもパイロット版の魅力の一つかもしれない。

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